ピアノ・声楽・ボイストレーニング

岸七美子

岸 七美子 (きし なみこ)

桐朋学園高等学校音楽科卒業
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業
同大学院修了
二期会研修所マスタークラス修了
修了時に優秀賞および奨励賞
2008年ニューヨーク短期留学
2011年ローマに留学
2015年トリエステに留学

【受賞歴】
・第52回全日本学生音楽コンクール 高校の部 奨励賞
・第53回全日本学生音楽コンクール 高校の部 東京大会2位
・第55回全日本学生音楽コンクール 大学・一般の部 入賞
・東京藝術大学卒業時に、アカンサス賞および同声会賞
・二期会オペラ研修所マスタークラス修了時に、優秀賞および奨励賞
・第44回日伊声楽コンコルソ 2位
・第13回コンセールマロニエ21 2位
・第20回奏楽堂日本歌曲コンクール 入選
・第8回東京音楽コンクール 3位
・第16回カルーソー/アルタムーラ国際声楽コンクールイタリア国内4位
・第34回イスマエーレ・ヴォルトリーニ国際オペラコンクール 3位(イタリア)

【連載】
声楽専門誌《ハンナ》にて『世界の街でうたをうたおう』連載中(2016年9・10月号〜)

【近年の活動】

2015年12月より、さわかみオペラ芸術振興一般財団法人の助成を受け、イタリアに渡る。

現在、イタリア・トリエステにて、G.ヴェルディ国立歌劇場に所属。

2016年
1月、同劇場《ノルマ》にてクロティルデ役でデビュー(指揮F.M.カルミナーティ)

2月、同劇場コンチェルト・アペリティーヴォ に出演。 

6月、同劇場 オペレッタコンサート《ワルツの夢》、《ジプシー男爵》ヒロイン

7月、ボローニャ歌劇場の依頼により、イーモラの国際音楽フェスティヴァルに出演。

9月、奈良の平城京にて《トゥーランドット》に出演(ボローニャ歌劇場共同公演)

10月、熊本城二の丸広場にて、『熊本復興支援コンサート』出演。

11月、ヴェルディ劇場《リゴレット》にジョヴァンナ役で出演(共演:A.シラグーザ)

モーツァルト『フィガロの結婚』スザンナ、『ドン・ジョヴァンニ』ドンナ・アンナ、『コシ・ファン・トゥッテ』フィオルディリージ、また、モーツァルト協会主催『ルーチョ・シッラ』チンナを演じる。ヴェルディ『仮面舞踏会』アメリア役、インターナショナル・クーラウ協会主催『魔法の竪琴』(日本初演)王女ディオネ役を演じる。ビゼー『カルメン』ハイライトにてミカエラを演じる。ワーグナー『ワルキューレ』ハイライトにてブリュンヒルデを演じる。二期会『魔笛』パミーナのカヴァー、菊池彦典指揮『蝶々夫人』蝶々さんのカヴァーを務める。オラトリオでは芸大奏楽堂にてブルックナー『テ・デウム』(指揮:ハンス・マルティン=シュナイト)ソリスト、東京文化会館大ホールにて『芸大メサイア』(指揮:高関健)ソリスト、ベートーヴェン『第九』ソリストを務める。日本歌曲の演奏にも力を注いでおり、大学在学中より、津田ホール及び銀座王子ホールにて大中恩※主催『大中恩 歌曲の夕べ』シリーズに出演。サントリーホールにて日伊声楽コンコルソ入賞披露コンサートに出演(指揮:菊池彦典 読売交響楽団)、東京芸術劇場にて東京フィルハーモニー交響楽団と共演(指揮:渡邊一正)。イタリア文化会館アニェッリ・ホールにてヴェルディ協会主催『ヴェルディ・マラソン・コンサート』出演。サントリーホールにてクーラウ協会主催『クーラウ・フェスティバル』にてアリアと歌曲コンサート出演。また合唱曲『ウィリアム・シェイクスピア』ソリストを務める。2010年3月、初のジョイント・リサイタル。2011年、イタリア・レカナーティのベニアミーノ・ジーリ劇場にてオペラコンサート出演。また、同じくイタリア・マチェラータの野外ステージにてガラコンサート出演。2012年9月、東京文化会館にて『東京音楽コンクール入賞記念 岸七美子ソプラノリサイタル』開催。同年10月、『大中恩 米寿記念コンサート』出演。同氏の新曲を演奏。イタリア国立のトリエステ歌劇場にてオペラ《ノルマ》に出演、また歌劇場主催のコンサートに出演。

二期会会員、声楽アカデミー会員、F.クーラウ協会会員。

※大中恩(おおなか・めぐみ)…日本を代表する作曲家の一人。童謡「サッちゃん」「犬のおまわりさん」「ドロップスのうた」「おなかのへるうた」他作曲

指揮・音楽理論・楽曲分析

井上 博文(いのうえ ひろふみ)

1997年、桐朋学園音楽学部作曲理論科に入学。作曲を専攻する。在学中より指揮の勉強を始め、2001年東京藝術大学指揮科に入学。2005年、同大学を卒業。2009年11月よりイタリアに留学。

主な活動として2003年9月、東京藝術大学奏楽堂にてオペレッタ『こうもり』を指揮。2004年6月、花岡千春ピアノリサイタルにて、レイナルド・アーン作曲『エチュード・ラタン』の合唱部分を指揮。2005年7月からは劇団四季の指揮者としても活動し2007年3月まで『オペラ座の怪人』を指揮。引き続き、同年6月から2009年9月まで『ウィキッド』を指揮。『ウィキッド』ではレギュラーコンダクターを務めた。

2008年7月、茨城県つくば市にて『秋野豊メモリアルコンサート』を指揮、10月には東京都美術館にて『フェルメール展記念コンサート』を指揮。海外においては、ロシアのサンクトペテルブルクで行われたマスタークラスに3度参加。サンクトペテルブルク・アカデミー・シンフォニー・オーケストラを指揮。2009年には、スイスのルツェルンで行われた、ベルナルド・ハイティンク国際指揮マスタークラスに参加。2011年8月には、ルーマニアのブカレストで行われたマスタークラスに参加し、ルーマニアン・ラジオ・シンフォニー・オーケストラを指揮。2012年2月には、イタリアのコモにて、オルケストラ・ジョヴァニーレ・アントニオ・ヴィヴァルディを指揮。

2013年には千葉県柏市にて、柏ヴォアモレス合唱団主催のチャリティーコンサートに出演、東京ニューシティ管弦楽団を指揮。その他、ウィキッド、茅ヶ崎市歌、ヘイリー・ウェステンラとの録音、日本各地で数多くのオーケストラ、ブラスバンド、コーラスを指揮。これまでに指揮を鈴木織衛、エンニオ・ニコトラ、アレクサンダー・ポリャニチコ、セルジオ・オリーヴァの各氏に、作曲を西岡龍彦氏に、ピアノを花岡千春、香月修の両氏に、楽曲分析をステファノ・ラッツォーニ氏に師事。コーロ・ナッシェレ指揮者。

声楽(テノール)

鏡 貴之 (かがみ たかゆき)

岩手大学教育学部芸術文化課程音楽コース卒業。東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程独唱科修了。声楽を佐々木まり子、佐々木正利、多々羅迪夫の各氏に師事。

主にオラトリオ、宗教曲のソリストとして活動中。特にJ.S.バッハの作品では、《クリスマス・オラトリオ》、《ヨハネ受難曲》《ミサ曲ロ短調》や多数の教会カンタータのソロを務め、活動の中心となっている。これまでにヘルムート・ビンシャーマン、ハンス・マルティン=シュナイト、鈴木雅明、ヴォルフ・ディーター・マウラーなどの著名な指揮者と共演して高い評価を得ている。

また、2012年2月にはソロリサイタルでシューベルト《冬の旅》を歌い好評を博す。2012年9月、第4回東京国際声楽コンクール第1位、並びに審査員特別賞、東京新聞賞受賞。盛岡バッハ・カンタータ・フェライン、東京21合唱団、日本声楽発声学会、各会員。東京バッハ合唱団、東京ムジーククライス合唱団、各ヴォイストレーナー。バッハ・コレギウム・ジャパン、メンバー。

ピアノ

石黒 唯久 (いしぐろ ただひさ)

国立音楽大学ピアノ科卒業。ポーランド国立ワルシャワ大学にて研鑽を積む。2011年メルボルン大学音楽学部教育コース修了。これまでに母校の国立大学オーケストラ、岡山フィルハーモニー交響楽団と共演。横浜にてソロリサイタル開催。日本アンサンブルコンクール、彩の国ピアノコンクール、大阪国際コンクール入選。

ピアノ・声楽・ボイストレーニング

岸 佐保子 (きし さほこ)

愛媛大学教育学部特設音楽科卒業。愛媛大学付属中学校にて教鞭をとる。その後、音楽教室を主宰し、現在に至る。

「30年以上、教室を続けてまいりました。幼児から受験生、シニア層まで、皆様のご希望を実現できますよう努力して参ります。」